目標を決める。-大きな夢と小さな現実-
目標ってすぐに言えますか?
レースであれなんであれ、ヒトが行動を起こす際、何らかの”目標”というものがあるのと無いのとでは、いろんな意味でやり方が変わってきますよね。
例えばお仕事でもそうですが、目標を立てるから、そこに向かって具体的にどうやって進んでいくのかが明確化されるわけで、いわゆる社会人という立場を経験したことがある方なら、一度は「目標設定」というものを認識したことがあるのではないでしょうか。
さてさて、今までいろんな方をコーチであったり、スポーツバイクショップのスタッフとして接してきましたが、この目標というものをぼんやり考えている方が多かったのが印象深かったりします。
「速く走りたい」とか「強くなりたい」という漠然とした目標で、シンプルにスポーツバイクでのライディングを楽しんでいる方なら、ぜんぜんこの意識で問題ないのですが、「レースで勝ちたい!」、「本気で自転車競技に取り組みたい!」という人が、「じゃぁ、あなたの目標は?」って問いに答えられない事って多かったりします。
この記事を読んでいるアナタもそうだったりしませんか?(笑)
せっかくホンキを出すなら、回り道せずに最短ルートを目指しましょう。その第一歩が「目標設定」だったりします。
大きな夢と小さな現実
目標設定で大切なのは「大きな夢」と「小さな現実」
例えば「日本一になる!」という大きな夢は現実味が無かったりしますが、その為に必要な小さな現実をサイズダウンして設定していく。ビジネスの世界だと「長期目標-中期目標-短期目標」みたいなボトムダウンですね。
大きな夢があるから、今やるべきことがわかる。
これってレースだけでなく、ビジネスにも日常生活にも活かせる思考ではないでしょうか?
(だからこそ、レースとかトレーニングって素晴らしいし、ビジネスパーソンの方にも取り組んでいただきたいんですよね(笑))
トレーニングとビジネスの共通項
ちなみにちなみに・・・ぶっちゃけると私のコーチングサービスの目標(ターゲット)はプロの選手ではなく、いわゆる一般のビジネスマンライダーの方をターゲットにしていますので、情報発信などのマーケティングもそれに合わせて行っています。おお、ぶっちゃけ話(笑)
プロの選手と比べると、家庭や仕事で時間が限られている中でも、自己実現の為に考えて考えて考え抜いて、自分の夢を達成させる。
そんなプロセスって、必ずお仕事や日常生活でもプラスになるし、人生を彩ってくれるスパイスになると思います。
この例だけに限らず、トレーニングとビジネスって共通項が多いと思うんです。だからこそ、多くの働き盛りの人に経験していただきたいって個人的には思うのです。
なかなかにビジネスマンが自転車という趣味に没頭し過ぎるといろんな面で外野が黙っていないのですが・・・結果的には必ず良い影響を与えてくれると僕は確信しています。
トレーニングで考え抜くことが、日常生活やビジネスに良い影響を与える。そんな具体的な例はこれから先にチラ見せしていくとして、まずは「大きな夢」と「小さな現実」を、私といっしょに探してみませんか?