ひざの痛み -ちゃんと”ケア”してますか?-
さて、以前の記事で「なぜ、スポーツバイクで膝が痛くなるのか」について掘り下げてみましたが、今回は「痛みが生じないように=ケア」について触れてみようと思います。
自転車に乗った後、”膝のケア”ってしてますか?
ほとんどの方が「何もしていない」のではないでしょうか?(笑)
私もそうでした。痛みも無いのに何かするのって”めんどくさい”ですからね。
けど、痛みが出だしてからでは遅いんですよね。痛くなる前に処置をする。
じゃぁ、何をすれば良いのか?
結論を言うと「アイシング」です。
ストレッチなどもありますが、やり方を間違えると逆効果になるケースもありますが、アイシングは基本的に間違うことはほとんどありませんので、どんな方にもお薦めです。
そもそもアイシングとは・・・以下のページに詳しく記載されていますが、簡単に言うと「疲労を抑え、怪我などの回復を早める」というもの。
特に怪我をしていなかったとしても、違和感があったり疲労していたらアイシングによって超回復する可能性が高くなります。
とは言え、わざわざアイシングの器具を用いて、毎回準備するのも大変。大変なことって長続きしませんからね。
で、その時にお薦めなのが、保冷剤。
こーゆーの、よくありますよね。スーパーとかでお買い物したらもらえるやつ。
これを常に何個か冷凍庫に入れておいて、膝の表と裏に当てるだけでOK。
保冷剤がぬるくなったらアイシング終了。ほら、簡単でしょ?
いつするの?○○でしょ!古い・・・
アイシングのタイミングですが、できるだけ走った後、すぐに行うほうが効果的です。
できればライドしてシャワーを浴びる前。患部(膝)を冷やした後、温かいシャワーを当てることでよりアイシングの効果が高まります。
まぁ、ライドから疲れて帰ってきて、汗だくの中でアイシングするってのもちょっとツラいのですが・・・シャワーの後でも大丈夫ですので、まずはライド後にアイシングするという習慣をつけていくのが大切ですね!
今回はライド後のケアについて触れてみました。
では、次回は”「ライド中」に気をつける事はなにか”にフォーカスしてみようと思います。
膝に限らず、痛みが無くライドを楽しみたいもの。強く・速くなることも大切ですが、「無事之名馬」の言葉の通り、怪我せず、長く走れるように注意していきたいですね!