”あたりまえ”のレベルを上げる
当たり前のレベルとは?
トレーニングにしろ、ビジネスにしろ、やはり「自分を成長させたい」という想いがある人とそうでない人とでは、自ずと結果が異なってくるのは当たり前の話ですよね。
お仕事のことはさておき(笑)、自分の好きな事だったら、それこそ時間を惜しまずに自己実現や成長の為に投資できるという人が多いかと思います。そんな方にお伝えしたい考え方、それが表題にもある「当たり前のレベルを上げる」という事です。
無意識下でのレベル設定
人は何かの行動を起こす際、その人なりの基準、レベルというものを無意識に設定している事が多々あります。
例えば学生の頃の宿題や勉強もそうですよね。
毎日、学校から帰ってきて、ごはんを食べて、お風呂に入って、寝る。その間のどこに勉強する時間を設定するのか?
人によっては、「学校から帰ってきてすぐやるのが”当たり前”」だったり「寝る前にやるのが”当たり前”」だったり・・・
それのどれが正解なのかは、それこそその人の価値観だったり、その人の目標値の設定によって変わりますが。
さぁ、当たり前のレベルを上げましょう
自分が何かを成し遂げたいと痛切に感じるのならば、この「当たり前」のレベルを少しずつでも上げていく努力が必須。
例えば「1日10分のワークアウトを行う」という目標を設定した場合、「20分にするのが、当たり前」、「30分にするのが、当たり前」という感じで「当たり前」のレベル(基準)をアップデートしていきましょう。
この際に重要なのは、あくまでも自分の状況を見て、無理なく、ストレスにならない程度にすること。どうしてもテンションで一気に「当たり前」を上げたくなりますが、そーすると往々にして破綻しちゃいますので(笑)
「そんなにわかってるよ」、「それこそ、当たり前じゃない」
そんな声も聞こえてきそうですが、それでは果たして、どれだけの人が自分の日常生活における行動に対して、この「当たり前」を意識しているのでしょうか。
それこそ前述の宿題しかり、常に何事においても自分の行動に対して「当たり前のレベル」を設定し、そのレベルアップを常に意識している人って、なかなか居ないのが現実ですよね。「努力をできる天才」という言葉が、まさにこれに当てはまるのではないでしょうか。
もちろん、かく言う私もこれを日常のすべてにおいて徹底する事はできていないと思いますが、自分自身が曲げられない事、例えば昔ならMTB競技に関してはこの意識を常に持つよう努力していた自負があります。
継続する事。それが一番難しい。
大切なのは意識する事。その意識を継続し続ける事。
さぁ、果たしてあなたは、自分が向き合おうとしている、チャレンジしている世界において、その「当たり前のレベル」を上げる意識、そして行動、努力をしていますか?