バイクのテーパリングもお忘れなく!

テーパリングってカラダだけ?

PEAKS COACHING GROUPでは定期的にコーチ向けのウェビナーを開催しており、最新のトレーニングメソッドを習得する機会を活かしてコーチ全員が研鑽を積んでいます。

先日のテーマは「テーパリング」
日頃、クライアントの皆さんにご提供しているテーパリングのワークアウトメニューなどを見つめ直すきっかけとなりました。

機材もテーパリング!

トレーニングという観点でテーパリングを実践している方も居られると思いますが、機材スポーツであるサイクリストの皆さんは、それに併せて「機材のテーパリング」ってやっておられるのかな?とふと思いまして・・・

レース当日のトラブル・・・

スポーツバイクショップに勤務している身として、往々にして遭遇するシーン。

「レースで変速がおかしくなりました」
「レース会場でタイヤ交換しようとしたら工具がなかった」

などなど・・・いわゆる「レース中(前)に現場でトラブルが発生した」というシーンですね。

メカニックとして選手をレースに送り出す時、「とにかく壊れるな」という思いでいっぱいなので、上記のようなことをレース後に聞くと思わず冷や汗がタラり・・・「ああ!どこか失敗したっけ!?」と焦る事が往々にしてあるのですが、結構多いのが「レース前にメカニックにチェックせずにレースに出る」って事。こうなるとメカニックの立場でもどうしようも無いんですよね・・・

かくいう私も昔は「メカニックに出す時間があれば乗りたい(練習したい)」という派だったので、レース会場でのトラブルは日常茶飯事だったのですが・・・(苦笑)

ストラーダバイシクルズ 井上テンチョー

見るに見かねてストラーダの井上テンチョーが「レース終わったら毎週持ってきて!」と言ってくれて、それからはトラブルレス。流石はプロと思ったものです。

機材もテーパリングが必要!

さて、そこで皆さん、今一度、自分自身のレースに向けた取り組み、テーパリングについて見直してみませんか?
体力(トレーニング)の調整だけにしてませんか?
機材の調整を疎かにしていませんか?

心身そして機材も最高の状態でレースのスタートラインに立つ。それが機材スポーツの本来のテーパリングではないでしょうか?

近所の自転車屋さんと仲良くなろう!

メカニックも重要!

その為にもできるだけ、近くの自転車屋さんと仲良くなってください。

「自分でメカニックできるから」という方も多いかと思いますが、自転車のメカニックスキルは、やっぱり「数」で変わります。年間に何千台と作業をしている自転車屋さんはやっぱり「プロ」です。
信頼できるプロに任せられる人間関係を作ること。これも自分の夢を実現するためには必要不可欠な要素だったりします。

自分も通販で買い物をする事が多い人間ではありますが・・・少々高くとも、できるだけ身近な自転車屋さんで購入して、信頼関係を構築しましょう。それが結果的に自分のレース人生にプラスになります。

と、いう現役スポーツバイクショップ店員兼スポーツバイクコーチとしての、切なるお願いでした(笑)

なんでもお聞きください。

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